ある日突然PCの調子がおかしくなった!
PC使っていれば、そういうときもあると思います
というか、結構あるような気がします
そんなときまず疑うのは、直前(最近)何をしたかってことです
だけど思い当たる節が無い・・・場合
次に疑うとしたら、WindowsUpdateがあやしいと考えても良いような気がします
WindowsUpdateは設定によっては自動更新するので、自分でなにかしたわけではないので、一見気付きにくいですが、不具合が起きた時の確認ポイントとしては避けて通れません
今回はWindowsUpdateが理由でPCがおかしくなった時の対処法を解説します
壊れたWindowsUpdateを修正して回避する方法
WindowsUpdateした直後や、そのインストール処理が途中で停止したりなどして、新しいWindows更新プログラムをうまくインストールできない場合は、PowerShellから更新プログラムをインストールしてみるとよいかもしれません
Windowsのバージョンによるとはいえ、WindowsUpdateはデフォルトで自動更新がオンになっていて、無効にすることはできない状況もあって、不具合など発生したときは自動的にうまくWindowsUpdateが行われない場合も想定されます
そこで、コマンドラインからWindowsUpdateを実行することができます
管理者としてPowerShellを開き、次のコマンドを使用します
> Install-Module PSWindowsUpdate
NuGetプロバイダーのインストールとインポートを求められる場合があります
「はい」の場合は「Y」を押して、パッケージをインストールします
信頼できないリポジトリからモジュールをインストールしているという警告が表示される場合があります
すべての変更を許可するには「A」と入力します
PowerShell に次のように入力して、最新の Windows 更新プログラムを確認します
> Get-WindowsUpdate
改めて、最新のWindows 更新プログラムを確認します
> Get-WindowsUpdate
今回は例としてインストール対象を選んでいます
インストールする:Microsoft Defender Antivirusの更新プログラム
インストールしない:Intel – System – 14.28.47.630[2MB]
インストールする更新があることを確認したら、次のコマンドを入力します
さらに、このアクションを実行するかどうかを尋ねられる場合があります。完了するには「A」と入力します
> install-WindowsUpdate
自動的に更新されるまで待ちます
スクリプトの実行権限は一時的に使えるようにしました
作業が終わったら戻しておきましょう
確認コマンド
> Get-ExecutionPolicy -list
無効化コマンド
> Set-ExecutionPolicy Undefined -Force
オプションのアップデートをインストールする
[設定] > [更新とセキュリティ] > [オプションの更新プログラムを表示] に移動して Windows更新画面にアクセスすると[オプションの更新プログラム]メニューが表示されます
これらの更新プログラムは、最近のWindows更新プログラムの機能、品質、ドライバーの問題に対処するために特別に設計されています
徹底的にテストされた後、数週間後には「適切な」アップデートになります
つまり、これらの更新プログラムはかなり安定しているため、更新プログラムのインストールによって、何かしら不具合が起きた(壊れた)場合はは試してみる価値があると思います
アップデートされた更新プログラムをアンインストールする
必要に応じて、小規模なWindows更新プログラムをアンインストールできます(ビルドをロールバックするには、次のセクションを参照してください)
Windows10では[コントロール パネル] > [プログラムと機能] > [インストールされた更新プログラム]に移動します
Windows10のすべてのKBおよび更新プログラムがインストールされた日付とともに表示されます
対象を右クリックして、アンインストールし、その後PCを再起動します
Windows11には、最近の更新プログラムをアンインストールするオプションもあります
[設定] > [Windows Update] > [更新履歴] > [更新プログラムのアンインストール] に移動し、削除する更新プログラムの横にある[アンインストール]ボタンをクリックします
Windowsビルドをロールバックする方法
Windowsでは、メジャーアップデートが行われるたびに、前のバージョンにロールバックするための10日間の猶予期間が与えられます
これは便利な機能で、問題のあるアップデートがあるかどうかを判断するのに十分な時間を与えてくれるわけです
Windows10の場合は[設定] > [更新とセキュリティ] > [回復]に移動で
Windows11の場合は[設定] > [システム] > [回復]に移動します
[この PC をリセットする]の下に [Windows の以前のバージョンに戻す] オプションが表示されます
[開始する]をクリックし、手順に従ってWindowsをロールバックします
Windowsビルドを確認する
壊れたWindows更新プログラムをロールバックして修正する前に、現在使用しているWindowsのビルドをチェックして、どの問題が影響しているかを確認してください
Windows10の場合は[設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows Update] > [更新履歴の表示]
Windows11の場合は[設定] > [Windows Update] > [更新履歴]
新しいウィンドウで[機能更新プログラム]の横にある矢印をクリックして現在使用しているWindowsのバージョンを確認できます
また、Microsoft Defenderに関連するセキュリティインテリジェンスの更新である定義の更新プログラムもあります
リストの下部には、Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール、インテリジェンス更新プログラム、セキュリティ パッチなどのプログラムに関する[その他の更新プログラム]が表示されます
Windows アップデートを一時停止する
WindowsUpdateを回避するためにできるもう1つの方法は、Windowsの更新時に制御をすることです
こうすることでMicrosoftが更新プログラムを公開した瞬間に更新プログラムの取得を保留するので、周りの状況をしばらく様子見て、不具合や重大なエラーが発生するかどうかを確認し、その後自分で手動で更新プログラムを実行することができます
Windows11の場合は[設定] > [Windows Update] > [更新を一時停止]に移動し、今後更新を延期する週数を選択します(デフォルトの1週間から最大5週間まで)
Windowsアップデートを完全にブロック
突然のWindowsUpdateはイラッとする人もいると思います
セキュリティ的なものだったり、機能改善の目的があったとしたもアップデートほどイライラさせられるものはないと思っています
もちろん、PCの電源をつけっぱなしである場合、夜中などにWindowsUpdateは走ります
それでも嫌だって人はいます
このWindowsUpdateを止める方法は基本おすすめはしませんが、手順だけ記載します
また、WindowsUpdate後にシステムが不安定になることだって稀にあります
パフォーマンス低下もそうですが、例えば、タスクバーのアイコンが消える、Microsoft Storeが機能しない、マイクが故障するなどがあったりします
WindowsUpdateを無期限に完全にブロックしたい場合は、レジストリ エディターを使用してメインの WindowsUpdateサービスを無効にします
スタートメニューを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択して、regedit
と入力して、レジストリエディターを開き、次のパスに移動します
コンピューター\ HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WaaSMedicSvc
[Start]を右クリックして修正をクリックし、値のデータを”4”に変更します。
PC を再起動し、スタートメニューを右クリックして「コンピュータの管理」から「サービスとアプリケーション」から[サービス]に移動します
右ウィンドウの[WindowsUpdate]サービスを右クリックして、プロパティ無効にするには、スタートアップの種類を”無効”に設定します