自宅のメインPCのWi-Fiが壊れてしまい、サブPCのWi-Fiからアクセスさせようと考えました
つまり、メインPCとサブPCを有線でつなぎ、サブPCをメインPCのProxyとして機能させるやり方です
①メインPC、②今回接続した有線ケーブル、③サブPC
これにはフリーソフトのBlackJumbDogというソフトを使用しました
Webアクセスだけさせたかったので、httpsのみProxyとして機能させました
ただ、もっといいやり方をみつけました
それはWindows標準機能である「インターネット共有の接続」です
また、モバイルの場合は「モバイルホットスポット」という設定で接続することができます
実現にはどちらも「インターネットにつながっているインターフェースがあること」が条件です
あと、忘れちゃいけないのがLANケーブル
接続先PCのポートが余っていないのならUSB-NICも揃えときましょう
LANケーブルなんて余っても使用するときはあるでしょうし、USB-NICもなんだかんだで使います
1つ2つは用意しておきましょう
インターネット共有の接続
NICを他のPCからも共有させ使用するには「インターネット接続の共有」を使用します
これは 別のNICから来た通信を共有したNICにフォワードさせ、そこから通信させることができます
■仕様
・「インターネット接続の共有」が可能にできるのは一つのPCで一つのNICまで
・ルーティング機能はONでなくても NIC → 共有NICとフォワードできるが、共有NIC → NIC はフォワード出来ない
・「インターネット接続の共有」を有効にすると共有対象NIC以外のNICが”192.168.137.1″に設定されてしまう
・”192.168.137.1″と接続するPCは「アドレスを自動的に取得にする」に設定する必要がある
■手順
1.サブPCの”マイ ネットワーク” – 右クリック → “プロパディ” > ネットワークに接続しているデバイス(“ローカルエリア接続”、”ワイヤレス ネットワーク接続”など) – 右クリック → “プロパディ” > “共有”タブを選択します
2.
①インターネット接続の共有 の”ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する”をチェック
ホームネットワーク接続を”イーサネット”に指定する(これはメインPCに接続しているインターフェース)
②”OK”
③
このようなメッセージがでるので、メインPCのNICの設定を「アドレスを自動的に取得にする」に設定します
これでメインPCからインターネットへ接続できるようになります
なお、BlackJumbDogと違いProxyという位置づけではないので、Proxyの設定は必要ありません
↓BlackJumbDog使用時のProxy設定(InternetExplorer)
モバイルホットスポット
モバイル端末などのデザリング機能を使用して、別PCのインターネット接続の共有としてインターネットにアクセスさせることができる
モバイル端末だけでなく、デザリングできるものなら何でもできる
1.「スタート」 ボタンを選択し、「設定」 > 「ネットワークとインターネット」 > 「モバイル ホットスポット」を選択します
2.
「インターネット接続を共有する」 で、共有するインターネット接続できるインターフェースを選択します
3.「編集」 を選択し、”ネットワーク名”と”パスワード”を入力して、「保存」 を選択します
4.”インターネット接続を他のデバイスと共有します”をオンにします
5.モバイル側で”利用可能なWi-Fiネットワーク”に対象のものが出てくるので接続します
ちなみにモバイル端末をそのままデザリングして、Wi-Fi接続させればいいですが
別途モバイルルータが必要であれば、以下のようなものを用意しておきましょう