ITエンジニア全般に言えることですが常に勉強するのが基本になってきます
いわゆる自己研鑽ですね
理由は技術職であることと新しい技術が次々出るというところになります
悪い言い方をすれば、勉強してもきりがないのです
ただ、この業種を選んでいること自体、おそらくは”技術が好きだ!”の人が多いと思っているので
情熱はそれなりにあると思っています
逆に情熱がないと、この業界はつらいですね
どんなに要領よくやったとしても低水準の給与になりがちです
年齢が高くなってくると管理職になり給料が上がる可能性は出てきますが、やはりスキルを積んで、早いうちに特定のポジションを狙うのが理想だと考えています
スキルがあれば、転職や独立など自由度は高くなることは間違いなさそうです
今回は、そんなインフラエンジニアの立場からスキルや評価を上げる方法を説明します
他の分野や他業種でも共通項はあると思うので是非一読ください
結論を言うと、今いる現場で爪痕を残すということが重要になってきます
スキルを上げるのは単純に自己研鑽
評価については評価者ありきなので、うまくいかないときもあります
でも、めげないで!!
何をスキルアップする?
スキルアップといっても、そこの現場でいろいろ変わってきます
扱っているプロダクトが違うので当然そうなりますね
基本はその現場ならではスキルを習得しつつ、幅を広げていくイメージです
現場至上主義と考えている方はいろいろな現場を転々としつつスキルを磨いています
以下の記事が参考になるかもしれません
派遣やSESをしていくのが実務経験するための近道です
基本スキル
基本スキルというのはインフラエンジニアとして当たり前に持っておいた方がよいスキルですね
監視・運用・構築などの担当でそれぞれ範囲は変わってくるとは思いますが、現場が変わったとしてもどこででも使える汎用性のあるスキルですね
通常は積み上げできるスキルになってきます
それは現場での経験だったり、机上での学習でスキルアップできると思います
理想を言えば、「現場で経験したことに肉付けするために机上学習」
「業務の予習に机上学習」でしょうか
資格というまとまった形で学習すると別の予備知識も付きやすいのでベストです
あとは常に「もしも」を想定して学習するとシステム全体の仕組みを理解しやすいです
この「もしも」とは障害時だったり、リプレースだったり、増築や仕様変更になります
大半は定常業務以外のものになってくると思います
ローカルの知識
その現場ならでは知識です
例えば、今いる現場のセグメント情報をそらでいえるとか、設定変更の理由(背景)を知っているとかです
ローカルルールや環境情報の質問をされて、間髪入れず答えられるのはパフォーマンス的にかなり上々といえるでしょうね
ちなみに私はローカルルールに興味がないのでこの方法の優先度は高くないです
今いる現場に5年から一生いるのであれば覚えた方が得だとは思いますが、そんな保証はありませんし、現場が変わればその現場の知識は完全に不要なものになります
とはいえ、その現場にいるのなら
そこのローカル情報を覚えておくことに注力するべきです
しかも、メンバーも知らないような情報だとなお良いですね
ライバルに差をつけれますし、一目置かれることは間違いはないと思います
デメリットがあるとすれば、その情報が本人の言葉になるので
発言自体が個人の責任になるケースもありますし
チームで見られる場合はチーム全体の責任になります
しかも勝手な発言するとチーム内からブーイングが出る可能性も・・・
足並みをそろえないと身内から刺されるということはありますね
現場の資料に載っていないことを知っているのが特に有用性があります
評価のあげ方
さて、重要なのは評価のあげ方です
どんなに勉強してもどんなにスキルが高くても他人の評価が低かったら意味がありません
下記記事も参考になると思います
今回は評価と称していますが、評判からくる評価のあげ方をメインに考えています
評判と評価の違い
組織からの評価が高ければ、昇進昇格や賞与にも反映される可能性があります。 一方、評判とは「周囲が良い点・悪い点を指摘して批評して判定をすること」といった意味になります。 評価とは異なり、一定の期間・基準も決められていないため、結果そのものよりも周囲が日常目にしている言動や態度などから判定することが多くなります。
基本はスキルが高いのであれば評価は高いと思いますが、それとは別に以下の要素が関係あると思います
・相手のニーズに応えられるか
・即レスなどの即対応
方向性としては上司や顧客に良い対応してれば、評価は上がります
ただ、相手も人間なので受け取り方で変わってきます
また、評価と言っても
あくまでも評判までで、それが自分の査定に響かない場合があります
うーん、悲しいですね
ただ、会社の評価制度って大体そんなもんだったりします
各会社によって、一長一短や差があったりするので、自分にマッチするようなところ探して転職する人もいます
転職活動は手間暇がかかるだけで、リスクはないものなので(今の会社にばれないように)
一つのたしなみを考えた方がよいかもしれませんね
好印象をもたれる性格
技術云々というよりかは、ご本人の人間性になります
エンジニアあるあるですが、知識は凄いですけど「言い方が悪い」「当りが強い」など人は結構いると思います
逆にその性格のおかげで、相手と距離感がとれて
不要な仕事が減る可能性もあります
話しづらい故に、もしかしたら勝手に神格化されてるかもしれません(笑)
もちろん、これはあまり多くないケースだと思います
やはり「笑顔」で「はきはき」と「丁寧に」対応できる人は好感を持たれます
言葉遣いについては、わざわざ言う必要はありませんね
エンジニアは知識だけじゃなく、良好な人間関係を構築するための円滑なコミュニケーション能力・・・つまり、ヒューマンスキルを身に付けた方が良いです
社会人たるもの当たり前に友好的な人付き合いをしていきたいとおもいますし
わざわざ敵を作るようなふるまい方をしなければ問題ないと思います
相手のニーズに応えられるか
相手が求めてるものに対しソリューションを提供できるかですね
システムを構築するために必要な要件にアンサーできるかどうかになります
そこまで大規模じゃないとしても、顧客の質問に答えれるかどうかですね
当たり前のことしかやらないのか、それ以上のことをやるのかは個人の裁量によるところになるものの
後者の方が良いには越したことないのですが、余分な仕事が増える可能性があります
現状の業務内容やチームと足並みをそろえるのであれば、回答するのに一呼吸は置いた方が良いと思います
エンジニアとしてニーズに応えられるかというのは、やり甲斐ですし
実現するために必要なものを調べることはスキルアップにもつながります
即レスなどの即対応
こちらもどんな仕事にも通ずるところだと思います
もごもごだったり、時間がたっても回答をできない状態であるなら
評価は下がるでしょうね
特に技術職となってくると回答は複雑になってくると思います
齟齬無いようにヒアリングを行い、即対応できるように努めることです
「持ち帰って回答します」というよりかは即レスの方が良いですが
間違っている可能性があるのなら、一旦精査(再確認)する時間はもらってください
顧客によっては間違った回答をすると烈火のように怒ってくる人もいるのは事実です
即レス・即対応はパフォーマンス的に良い評価得られやすいですが、その反面ミスるとダメージでも大きくなりがちなので注意して下さい
最後に ~息の長いエンジニアとは~
継続的に一定の評価を得られていて、その人がいないと仕事が回らないという状況を作れるのが理想的と考えます
良い評価というのは評価する側の考え方に基となっているので、余すことなく高評価をもらえるというのは不可能です
評価者個人的な考えだったり、会社の方針だったりする場合も多いです
ただ、評価基準関係ないような成果を出せるなら評価が引っ張られる形になるでしょう
例えば、以下の感じでしょうか
・売上アップにつながるような対応をする
・火のついたプロジェクトを素早く収束する
この業界はコミュニケーション必須ですし、評価を上げるのなら質の良いコミュニケーションスキルは必要不可欠となってきます