【図解】ABLENET VPSが選ばれる理由|メリット・デメリットも解説

【図解】ABLENET VPSが選ばれる理由|メリット・デメリットも解説2仮想化

ABLENETと言えば、VPSが有名です
これは公式サイトにも記載されていますが、MT4/MT5を利用したFXの自動売買システムで利用されることも多いです

ABLENET VPSの特徴を説明していきます

ざっくりメリットデメリットを言うと

・上位にも下位にもプラン変更ができること
・帯域制限はなく無制限かつバックボーンが国内最大級

・全プランに10日間の無料お試し期間
・事業経験の長さ
・知名度が低い
・サポートがメールのみ
・重くなったり遅延が発生する時があった
ビギナーマン
ビギナーマン

ここの会社は他と調べてあんまり知らない~

・・・まぁ、感想は人それぞれですが
この記事ではABLENETのことを解説していくので、たくさん知って帰ってもらいたいと思います

この記事はABLENET VPSのメリット・デメリットをはじめ、プランの比較、サポート体制や対応力、実際の利用ケースを説明していきます

インターネットの黎明期の90年代から
独自開発のVPSホスティングサービスを開始し、多数の実績を持っています
VPSを探すのであれば、選択肢からABLENETは外せません!

また、VPSを選ぶのであれば、その仕組みと選び方は優先的に知っておいた方が良いですね

 

ABLENET VPSで契約する前に知っておくべきこと

「VPS」とは「Virtual Private Server(バーチャルプライベートサーバー)」の略です
直訳すると「仮想専用サーバー」になり、 1台の物理サーバー上に複数台の仮想的なサーバーを構築します
仮想化ソフトウェア上で、それぞれの仮想サーバーをユーザーが専有するサービスになります

「VPS」とは別に「専用サーバー」というサービスもありますが、こちらは丸々1台のサーバーを専有することになります
これだけの説明だけでわかると思いますが、サーバーの仕組み的にVPSは専用サーバーよりパフォーマンスが悪くなります
その反面、専用サーバーより安価になりやすいということです

他のメリットとしてはVPSは、丸々OSを使用できるので、共用サーバーよりも自由度が高いということです
「共用サーバーでは実現できない、でも、専用サーバーのコスパは悪い・・・」と思う方が導入を検討するべきと言えます

 

VPSの利用ケースいろいろ

VPSは仮想のサーバーとの位置づけなので、普通のサーバOSになるので用途は様々です
例えば以下のような使い方ができます

・本番サイトにあわせた、検証サイト(ステージングサイト)の構築
・プロジェクト管理ツールなどの独自アプリの導入
・SMTPやFTPなどの付随的な機能をつけたいときの代用サーバー
・ファイルサーバーやオンラインストレージ的な用途
・開発環境の構築
・ホームページ・ブログの運営
・PCゲームのマルチプレイサーバーの構築
・学習のためのテストサーバー

 

基本、サーバーOS上にログインする形となるので、PCで作業するのとほとんど同じです
アプリケーションをインストールしたり、インターネットからダウンロードも問題なくできます

上記以外でも、他にもいろいろな使い方ができると思います
実現したいことがあるのでしたら、サーバー上にそれを反映させましょう

ただし、実現したい内容には、それ相応のスペックが必要になってきますので、サイジングはしっかりとした方がいいですね

サイジング・・・
構築するシステム(サーバーやネットワーク)やサービスの規模や要件に合ったリソースを見積もること
要は負荷の最大値を予測して、結果、それに耐えられる構成にしておくことです

サイジングがめんどくさいのであれば、一番高いパフォーマンスのものを契約すればいいと思います
その方法は確かにありっちゃありですが、パフォーマンスが高い=料金が高い となります

次の項では、バランスがとれたおすすめのプランを紹介します

 

ABLENET VPSのプランを解説|どのプランがおすすめ?

ABLENET VPSはWindowsプランVPSプランの2種類があります
どちらも同じVPSではありますが、プラン内容が違ってきます
そして一番の特徴としては、サーバーOSがWindowsそれ以外ということです
それぞれの違いを理解して、自分の要件に合ったものを選びましょう

 

Windowsプラン

WindowsServerが既にインストール済で、VPSでの環境構築としての面倒な設定が不要になります
初期OS(テンプレート)は以下になります

WindowsServer2022
WindowsServer2019
WindowsServer2016

また、Microsoft Officeもオプションで利用できます
これはMicrosoft Office SALを付与して、Office製品が使えるようになります

Microsoft Office SAL(Subscriber Access License)とは
ユーザー単位の「SAL」で、サービスを利用するユーザーごとに取得するライセンスです

 

VPSプラン

CentOS、Ubuntuなどの無料OSやテンプレートに加え、有料オプションでWindows Serverも選択することができます
初期OS(テンプレート)は以下になります

Ubuntu Server 22.04 LTS
Ubuntu Server 20.04 LTS
AlmaLinux 9.2 / AlmaLinux 8.8
Rocky Linux 9.2 / Rocky Linux 8.8
Oracle Linux 9.2 / Oracle Linux 8.8
CentOS Stream9
CentOS Stream8
CentOS 7.9
Minecraft Server(ubuntu/java)/Minecraft Server(ubuntu/Integrated)
Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5
Ubuntu Desktop 22.04 with AutoGPT

自由度が高く、Windows Serverも使ってないことから、V0、V1など費用を抑えたプランを実現することができました

 

Windowsを利用すること前提なら『Windowsプラン』
それ以外のOSを利用したいのなら『VPSプラン』
OS問わず、低スペックで稼働させたいなら『VPSプラン』
特に細かい要件が無く「初期設定がめんどい」「普通にVPSを使いたい」であれば、『Windowsプラン』を利用すればいいと思います

 

ABLENET VPSは初心者でも使いやすいか?

ABLENETのサービス共通して言えることですが、シンプルで使いやすい認識です
人それぞれ感想はあると思いますが、VPSサービス自体がOS上の作業が多くて、VPS自体を管理するオペレーション自体は少ないです

なお、VPSの管理画面の正式名称は「ABLEパネル VPS管理画面」といいます

以下のオペレーションの手順だけ覚えておけば、まずは問題ないですね

コンソールVPSの画面を表示させ、サーバーに直接キーボードやマウスで操作できます
サスペンドサスペンド(一時停止)を行います
リセットリセットを行います(パワーオフとパワーオンが即時実行されます)
シャットダウンシャットダウンを行います
電源オン/オフVPSの電源をオン/オフにします
CDROMから起動CDROMから起動して、起動時にOSの選択も可能です
用途としては修復インストールをすることもできます
初期化VPSの初期化(HDDの消去とOSの再インストール)が行えます
稼働状況パフォーマンスを確認できます
CPU、ネットワーク(トラフィック)、HDDの使用状況を確認することができます

 

ABLEパネル VPS管理画面はこんな感じです

 

VPSは仮想化のサービスになってくるので、Hyper-VやVMwareを普段から使っている方にとっては問題なく使えるでしょう
事前知識がない方でも、初期段階の内にさわっておけば、今後の運用に支障が無いように学習することができます
初期段階であれば、OSが壊れても影響おおきくありませんし、サーバOS上での設定が多いため、VPS管理画面の操作ではほとんど影響が出ないことが多いです

 

 

VPS選びで失敗しないコツとポイント

VPSはOSごとに利用ユーザが区切られているとはいえ、同じ筐体(サーバー)でリソースを分けています
ここで言う、リソースとは利用できるCPUやメモリのことです

こう言い切っちゃうと、共用サーバーの様に聞こえますが、OS配下としてリソースは分断されることになるので、めっちゃリソース使っているユーザーがいても理論的には影響を受けません

これは、あらかじめOSが利用できるリソースを分配しているということですね

ただ、サーバーの仕組上どうしてもネットワークトラフィックはシェアするような使い方になってきます

あと、もうひとつ大事なこととして
VPSは、ソフトウェアによって複数のハードウェアを統合して、自由なスペックでハードウェアを再現する技術です
ソフトウェアでハードウェアの様に見せてOSを管理するので、仮想化とも呼ばれます

ここで言う「ソフトウェア」がポイントになってきて、結局のところ実物としてのハードウェアよりソフトウェアで実現されているということはその分負担も大きいですし、そもそもソフトウェア処理はハードウェア処理に比べるとスペックが落ちます

VPS

VPSの仕組みは上図の様になっていて、物理サーバーのOS上の仮想化ソフトウェアによって、仮想SV(仮想サーバー)として実現されています
当然のことながら、仮想SVも実際の物理サーバー同様にcore(CPU)、HDD、メモリなども搭載されています
個々のスペックが違うのは、レンタルサーバー業者のプランによって違うからです
そして、赤枠部分が実際に利用者が利用できる部分となります

なので、筐体としてのサーバー自体に負荷がかかっている場合VPSのソフトウェア自体に負荷がかかっている場合はパフォーマンスは落ちることになります
ただ、それは実際に利用しないとわかりません

ですので、事前に評判や口コミなどを調べることも大事ですし
あとは試用期間内で見極めることが大事になってきます

実際に利用してみて、確かめるのが一番わかりやすいと思います

 

ABLENET VPSの評判と口コミ

ABLENET VPSを実際に利用してみる前に、その評判や口コミを調べておくことは大切となってきます
他人の使用感は特に気にした方がいいですね

まず、ABLENET VPSはそのシンプルが故に、初心者にも使いやすいということが挙げられます
また、業界実績が長いことやコストパフォーマンスが良いという評価もあります

ABLENET VPSのイケてる評判・口コミ

ABLENET VPSのOSはサクサクうごきますね。今のところ動作で困ったことはありません
ネットワーク的にも大阪のVPSで1番優秀なのはABLENETかもしれないです

他社VPSでは無理だった、BeeksFX POMがABLENET VPSでも動いたのはよかった。他にも他社VPSだったら制限があるアプリがABLENETだと普通に使用可能とかあるかもね

VPSサービスをいろいろ調べたけど、こちらの要件に合致するものではABLENETが一番安い!

 

ABLENET VPSのイケてない評判・口コミ

ABLENETのVPSがガチガチに固まってフリーズするのが正直厳しい。肝心な時にフリーズしてはFXのVPSとして使えないとかない・・・

ABLENETのVPSでwin4を使用しています。mt4を複数立ち上げてる影響で、重くなっているが、取り急ぎ取引は出来ている
もうちょっとパフォーマンス上がらないのかな

VPSがやたらと重くて、ABLENETのメモリ3GほどのプランでMT4 2つがまともに動かない。調べたらセキュリティソフトが、リソース食ってるんだけど・・・

 

VPSは特徴的に、ソフトウェア処理になってきますので、状況によってはパフォーマンスが落ちる場合があります
リソースを大きく消費するアプリを利用する場合は、専用サーバーを試した方がいいかもしれません
パフォーマンスを気にするのなら、初期段階のうちに自分の要件を確認しておきましょう

ネットワーク的なことを言うとABLENET自体が、3社バックボーンと接続しているので、バックボーン起因のサービス停止には、陥りにくいと考えられます

25年間の事業を続けられるということは、そもそもサービス自体が高品質で需要があること
切磋琢磨、さらにサービスの質を底上げしている結果だと思います

ABLENET VPSのサポート体制や対応力について解説

契約前であれば、問い合わせフォームからの問い合わせになります
自動応答チャットでの問い合わせも可能です

契約している場合だと、ABLEパネルからか、登録メールアドレスよりvsupport@ablenet.jpにメールでの問い合わせが可能となります

サポートは技術力も高く、メールの返信期限は非公開ですが、きちんと的確に返ってくる印象です
どれも24時間365日の問い合わせが可能となっています

サービスを効果的に利用できるように、質問者の問題をスムーズに解決するための仕組みとして、知識ベースやFAQ(よくある質問)も提供しています

 

ABLENET VPSでのサイト構築と運用の基礎知識

契約するレンタルサーバー業者によって、変わってくる場合もありますが
基本はOSの初期設定になってくるので、共通項も多いです

レンタルサーバー業者のVPSは普通にクラウド上にあるサービスで、インターネットがつながる環境であれば、どこからでもアクセスすることができます

ただ、便利とセキュリティって反比例するもので、VPSに対してアクセス制限は施したい

・パスワードは複雑なものにする(英大文字小文字・数字・記号)
・管理者権限で直接アクセスできないようにする

・Linux系のsshなどでアクセスする場合は鍵認証を使用する
・sshのポートは22を受付にしない
・FWの設定でアクセス元を限定する
・ログイン回数を制限する(〇〇分で〇回まで)
・要件の無いTCP/UDPのハイポートを拒否する
・ping応答を禁止する
Windows系とLinux系で違う部分も列挙します
Windows系
リモートデスクトップをする端末の送信元IPでしかアクセスできないようにする
sshを無効にし、ポート22を接続しない
備え付けのアンチウイルスが無い場合、WindowsDefenderを有効にする
最新版になるようにWindowsアップデートをする
Linux系
sshは鍵認証でアクセスするようにする
sshのデフォルトポートを22以外を使用する
備え付けのアンチウイルスが無い場合、WindowsDefenderを有効にする
上記は一般的なセキュリティ対策になるので、そのVPSサービスのあったものを施行する必要があります

 

バックアップに関しては
VPSサービスを展開しているサーバー自体はRAIDによるHDDの冗長化を行っていますので、耐障害性はあります

そして、定期的なバックアップを行っています
でも、こちらはファシリティとしての復旧を目的としたバックアップなので、利用者の誤操作等によるデータ損失を復旧するためではありません
利用者が管理しているデータについては、自身のタイミングでバックアップ取得する流れとなっています
その為にはバックアップソフトを導入する必要があります

~まとめ~ ABLENETは実績のある安定したサービス

ABLENETの特徴やメリット、デメリットについて解説しました

ABLENET VPSは様々なスペックのサーバーを利用したい方や、25年以上の運用実績がありますので、安定したサービスを利用したい人向けとなっています

そして、ABLENETは2023年3月に大幅リニューアルしまして、メニューも一新されました
料金体系やスペック自体も変更になった、新メニューなので、
一回検討してみてはいかがでしょうか

最大10日間のお試しがあるので、新たなABLENETを感じてみてはいかがですか
その際、本契約として引き続き利用したい場合でも、そのまま移行できるため、手間もかからないのはうれしい限りです

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