今回はWordPressでホームページ作るうえで、公開する場所としてレンタルサーバを借りる場合のお話しです
レンタルサーバの業者はたくさんいるし、メニューも細かくあって選ぶのも大変です。
今回はロリポップとエックスサーバにスポットライトをあててお話します
レンタルサーバの選定に迷ってる方には適した記事だと思います
え?他にもいっぱいあるけど、なんでこの2つ?
有名どころだし、私自身が使ったことがあります
あとは、この2つはよく議論にあがるからですね(笑)
この2つ以外を調べたいときはどうしましょ?
「ネットにナレッジがたくさんある」「サポートがしっかりしている」という理由で、初心者なら特にこの2つから選んだ方がいいと思います
ロリポップより格安サーバもありますが、記事編集中にサーバが落ちたりとそういうこともあるようです
技術方面での比較というよりかは・・・
初心者さんにもわかりやすく説明します
でも、実際にホームページをもっていて
ロリポップかエックスサーバにサイト移行したい人にとくに刺さります
結論としては
高スペック、安定稼働ならエックスサーバです
でも、一番重要なことは実際に使って比較してみるってことですね
・・・ですが、選定がめんどくさいという方は
心配ならエックスサーバのスタンダードプラン(旧X10プラン)を選びましょう
好みで選択しようか エックスサーバー、ロリポップ
どちらのレンタルサーバも機能面では優れていると思うので、利用するにあたって好みだったりします
どちらかというと、エイヤーで決めても問題ありません(笑)
選定基準を強いて言うなら、利用者のニーズによって異なりますね
例えば、両者の違いの一つとして以下が挙げられます
エックスサーバは海外にサーバを所有していて、英語のサポートも提供しています
海外サーバのメリットは海外在住者や移住者向けとしてなんの弊害もなく使えるということです
ピンポイントですが、こういった理由に刺さる方もいるということですね
レンタルサーバを契約するということは、サーバ自体のメンテナンスは業者にしてもらうということです
記事更新で忙しいので、自前でサーバのメンテナンスをする暇がないのであれば、レンタルサーバを利用するという選択肢自体は間違っていません
エックスサーバー、ロリポップの比較・選定の考え方
どちらにするか人によって考え方があると思いますが
大体以下の項目を基準として考えます
1.コスト 2.パフォーマンス 3.サービス内容 4.特典 |
他にもインフラ観点で見ると使用アプリやサーバのベースなど
比較するものはたくさんあると思います
こだわればこだわるほど出てくるんじゃないでしょうか
自分なりのこだわりも選考基準に加えることを意識してください
そのこだわりが「どのぐらい実現できるか?」と言うのが重要ですね
自分が満足できないものにお金を払うのは嫌でしょう
そういった意味で比較しまくることは重要なのです
計算の仕方
選定方法として5段階評価の加点方式にしましょうか
そもそも、ロリポップもエックスサーバもセールスポイントが違っています
こういう場合は「加点方式」+「項目重り付け」で比較するのがおすすめです
もちろん、◎〇×△の四段階でも問題ありません
その場合配点設定です
まず項目自体に重り付けをします。これが一番重要で自分が何を重視してるかを考えます
これは3段階ぐらいにしましょうか
例えばこんな感じで重り付け(重視度)しました
比較項目 | 重視度 |
コスト | 2 |
パフォーマンス | 3 |
サービス内容 | 2 |
特典 | 1 |
それでは、各項目の説明です。
1.コスト
運用にかかる費用ですね
この場合純粋な価格となります
レンタルサーバは長期契約で割安になったりしますので、そういったものも視野に入れてコストを算出しましょう
またドメインも新しく作る場合はこちらの費用もあわせて考えます
基本はレンタルサーバ代とドメイン代を考えれば問題ないです
運用するための作業費もコストに入りますが、どちらのレンタルサーバも操作性に差はありません
作りの仕様上、操作する上での独特の癖みたいなのはありますが、慣れてしまえばなんてことありません
2.パフォーマンス
サーバのパフォーマンスです
レンタルサーバでホームページを公開するのであれば、一番気になるところはサイトの表示スピードじゃないでしょうか
サーバ容量も重要だと思いますが、個人ブログであれば従来のメニューのものでほぼ問題ありません
パフォーマンスは数字化されていても、実際に測定しなければわからないこともあるので
簡単に比較できないと思いますし、面倒かもしれません
これは後ほど細かく説明します
また、閲覧しにいくPC(つまりホームページにアクセスするPC)のスペックが悪くても表示スピードが変わってくる場合があるので、比較する場合は同じPCでアクセスしよう
3.サービス内容
サービス内容は直接ホームページを確認してください
大体両者とも同じだと感じます
「ホームページ」を「公開」するだけであれば、何を使っても問題ありません
他にはサポート体制はどうなっているか?レスポンスは早いなどの項目が上げられます
(サポート体制だったら、私の肌感覚ではロリポップに軍配が上がりそうです)
※WordPress必須なら、必ずWordPressインストールできるメニューを選定してください
4.特典
特典というよりかは、キャンペーンですね
これは常にやってるわけではないので、アンテナを高くしてきましょう
サイトに情報がでるのでチェックです
ツイッターで確認もありです
無料になったり、安くなったりするので、その時にタイミング合わせて契約したいですね
ちなみにエックスサーバは30%キャッシュバックキャンペーンがありました
※契約者のみ開示
【キャンペーン名称】: 12ヶ月以上のご契約でサーバー利用料金の30%キャッシュバック!
5.こだわり
ご自身のこだわりです
自分本位の好みだったりしても、問題ありません
要は自分が納得することが重要なので・・・
上記の「コスト」「パフォーマンス」「サービス内容」「特典」以外の項目となります
例えば以下のものが該当します(完全に個人によりますが)
・管理ページが使いやすい
・選定がめんどくさいのでこのレンタルサーバでいいや!
エックスサーバとロリポップどちらがいいか比較
この場合は要約するとパフォーマンス重視の設定でしょうか
サーバは5段階評価とします
例えばこんな感じで評価しました
(「こだわり」はその人の主観がもろにでるので、説明のためにあえて除外しました)
比較項目 | 重視度 | ロリポップ | エックスサーバ |
コスト | 2 | 4 | 2 |
パフォーマンス | 3 | 3 | 5 |
サービス内容 | 2 | 3 | 3 |
特典 | 1 | 3 | 2 |
それで、掛け算しちゃえばいいのです
コスト | 2 |
ロリポップ | 2x4=8 |
エックスサーバ | 2x2=4 |
パフォーマンス | 3 |
ロリポップ | 3x3=9 |
エックスサーバ | 3x5=15 |
サービス内容 | 2 |
ロリポップ | 2x3=6 |
エックスサーバ | 2x3=6 |
特典 | 1 |
ロリポップ | 1x3=3 |
エックスサーバ | 1x2=2 |
合計: ロリポップ 26点 エックスサーバ 27点 |
結果として、パフォーマンス重視で考えたときはエックスサーバを選択すると考えるわけです。
純粋なサーバごとの採点じゃわかりません
自分が何を重要視するか項目に重り付けするのがポイントです
こんなの結局さじ加減じゃん(笑)
・・・って思うかもしれません
そうです!
自己採点なので結局そうなんです
これは値をつけることで差がつけやすく、拮抗しててどちらか選べないときにおすすめの手です
あと、大事なことですが、言い忘れてました
エックスサーバーは被リンクがつきます
良質な被リンクが多くあると、サイトが検索上位に出やすくなります
こういうことも考えてサイトを契約しなければいけませんね
実際にホームページたててみましょう
比較方法として、もっと簡単な方法があります
両方とも無料の試用期間があるので ※現時点ではどちらも10日間ですが、必ず事前に確認しましょう
実際にレンタルサーバ上にWordPressをインストールして、バックアップから復元してホームページを作っちゃいましょう
それで使用感のテストを行います
バックアップはどこからもってくるの?
・・・それは自宅などのPCにWordPressを構築して、そこでホームページを作っておき、そのバックアップを使用します
つまり、自宅PCに事前に環境を作っておけば流用が可能ということです
以下はWordPress構築手順ではないですが、WordPressを自宅で構築するための必須ツールです
ちなみに新しいドメインの払い出しはまだしないで、初期のアドレスで確認します
使用ドメインによってサイトの表示スピードが遅くなるとしたら、レンタルサーバのパフォーマンスとは別の問題になりますので、この時点では気にしないでいいでしょう
パフォーマンス高いの選べばこんなテストする意味ないのでは?
・・・って思うかもしれません
でもですね
ホームページの作り方次第ではレンタルサーバとの相性があるんですよ
なので、自分のホームページがすでにあれば、実際にテストするのは重要なのです
レンタルサーバ各社に試用期間があるのはこういうことだと私は勝手に思っています
悲惨なのは「事前テストしないで、契約したらパフォーマンスが悪かった時」です
その可能性を無くしたいので、お試し期間中にテストをしてしまいます
いくつか方法を説明していきます
自分でクリック
自身でサイト回遊して、表示スピードを肌で感じるのがいいでしょう
このやり方だと完全に体感なので、正確な精度を図るのはむずかしいですが
体感だからこそ細かいところを確認できます
例えば、以下のことが判断できると思います
・ページの表示スピード ・画像の表示スピード ・スクロールのスピード など |
実際に自分で回遊して調べるのが、一番納得できるんじゃないでしょうか
もっともご本人が満足いくと思います。
今回はWordPress + cocoonで説明しますが
cocoonって高速化できる項目があります
ここのチューニングもしつつサイトスピードを調べたいですね
以下から設定できます
サイト高速化
すべてチェックをします
|
ちなみに、「HTMLを縮小化する」と「CSSを縮小化する」はサイト設計の仕方によってはホームページが正常に表示できなくなる恐れがあります
チューニングした後は必ずサイト表示を確認してください
スピード測定ツールいろいろ
簡単にサイトスピードを測るツールがあります
これらはWeb上で確認でき、対象のホームページをのアドレスを入力することで採点できます
PageSpeed Insights googleのツールです
Think with Google モバイルだったらこちら
GTmetrix 納得できなかったらこのツールもあわせて使う
これらのツールは改善箇所も結果表示されて便利なんですが
今回は、レンタルサーバ選定のお話なので、まずはざっくり得点だけ見ましょう
選定基準になります
エックスサーバーかロリポップ どちらを使用するか
試用期間中に比較テストを行う方法を説明しました
基本的なやり方はサイト内回遊だと思います
これは実際に対象レンタルサーバにホームページを立てるのでパフォーマンスを肌で感じることができます
10日間という期間ですが、スムーズに表示スピードを確認するために事前に計画をたてときましょう
既存環境と全く同じ状況にはできないかもしれませんが、かなり参考になると思います
自分なりに納得がいかなければ、10日間フルで頑張って完全にサイトを作っちゃえばいいです
既存環境がある前提でのお話なので
新規でホームページ公開したいって人はどうするかって話ですが
2パターンあります
経験者で新規ホームページを作る・・・高いプラン 初心者で新規ホームページを作る・・・安めプラン |
この理由は
経験者は目が肥えてるのでそれなりに高いプランを使用しないと普通に満足できないと思います
一方初心者は、まず目が超えてない部分があるので、低い位置から着実と目を養えばいいと思います。
私としては、こじんまりな感じからいろいろ感じ取ればいいと思います、愛着をもって着実に進んでいただけたらと思っています。
もちろん、財布と相談です
高いに越したことはないと思っていますから
ロリポップは以下のメニューが存在しています
ちなみに当サイトはハイスピードでの契約になります
まずは様子を見てみたいって初心者の方は「ライト」プランあたりを考えるのがいいかもしれませんが、ある程度継続して続けたいと思うのなら「スタンダード」か「ハイスピード」プランがおすすめです
キャンペーン情報を確認してくれればわかりますが、初期費用無料キャンペーンが結構あったりします
エックスサーバのメニューはこちらになります
エックスサーバープラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
Webサーバー | apache、nginx | apache、nginx | apache、nginx |
vCPU/メモリ | 6コア/8GB | 8コア/12GB | 10コア/16GB |
ディスク種類 | オールSSD | オールSSD | オールSSD |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
転送容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
初心者の方は「スタンダード」プランで十分ですね
最後に
ロリポップとエックスサーバどっちを選ぶかですが
この記事を読んで腹積もりみたいのが出来たら嬉しいです
どちらもまともな会社なので、作ったホームページとの相性問題はあるとしても
まぁまぁなプラン選んどけば、すんごい落ち込むって言うのは無いと思います
もう一つ重要なことですが
この悩みで頭いっぱいにしちゃうと、記事を作る時に疲れちゃうのでほどほどにしましょう(笑)
記事作りまくって、コンテンツ充実させてからなんだか重いな~?とかあっちの方がよさげ?って思ったら移ればいいだけの話ですので
それではみなさん良いホームページを作りまくってくださいね
あなたが利用したサービスの口コミをお待ちしています!