sysreport(sosreport) は、システムのパラメータ等の情報を一括で取得するためのツールです
しかし、すべての情報を取得するわけではなく、M/W の情報はもちろんユーザ情報なども取得できません
因みにsysreportよりsosreportの方が機能が豊富のようです
また、sosreportパッケージをインストールする場合には、sysreportパッケージを削除する必要があります
インストール後はsosreportはsysreportのシンボリックリンクとなります
パッケージ名は「sos」で始まるものです
5以下のバージョンのLinuxだと、sysreportとsosreport両方あったりします
この場合sosreportでもsysreportでも実行結果は同じになります
コマンド実行後、パラメータ情報取得中は高負荷がかかります
尚、作成場所を指定しない場合は/tmp配下に実行結果のファイルを圧縮して(.tar.bz)作成します
以下に出力されるパラメータの大項目を列挙いたします (環境:version 1.7)
パラメータ情報は html形式 で [reportファイル名]\sos_reports\sosreport.html から確認することができます
■apache Apache 設定情報
■bootloader ブートローダ設定情報
■autofs automount 設定情報
■devicemapper ブロックデバイス設定情報
■filesys
■ftp ftp 設定情報
■general 一般的な設定情報
■hardware ハードウェア設定情報
■ldap LDAP 設定情報
■pam ユーザー認証の設定情報
■kernel
■libraries 共有ライブラリ設定情報
■memory
■printing
■process
■networking
■samba
■sendmail
■ssh
■startup
■system
■systemtap カーネルの動作や性能情報
■x11 X Window System 設定情報
■xinetd telnet 設定情報
■yum
■rpm