【コマンド】rpmbuild

rpmbuildLinux

SRPM(拡張子:src.rpm) や SPEC ファイル(拡張子:spec) から、RPMパッケージ を作成するために使用する

※パッケージの名前は「rpm-build」

書式

rpmbuild {-ba|-bb|-bp|-bc|-bi|-bl|-bs} [ビルドオプション] <SPECファイル>
rpmbuild {-ta|-tb|-tp|-tc|-ti|-tl|-ts} [ビルドオプション] <TARBALL>
rpmbuild –rebuild <ソースパッケージ>

作成

■SRPMファイルから作成する場合
-bp 「%prep」セクションまで処理する
-bc 「%build」セクションまで処理する、 “make” コマンドと同じ
-bi 「%install」セクションまで処理する、 “make install” コマンドと同じ
-bb RPMファイルのみ作成 -bs SRPMファイルのみ作成
-ba RPMファイルとSRPMファイルを作成
-bl 「%files」セクションのマクロが展開され、各ファイルが存在するかのチェックが行われる

■tarballから作成する場合(tarball内のspecファイル利用)

-tp 「%prep」セクションまで処理する
-tc 「%build」セクションまで処理する
-ti 「%install」セクションまで処理する
-tb RPMファイルのみ作成 -ts SRPMファイルのみ作成
-ta RPMファイルとSRPMファイルを作成
-tl 「%files」セクションのマクロが実施され、各ファイルが存在するかのチェックが行われる

オプション

■ビルドオプション

–clean パッケージ作成に使用したディレクトリを削除 ビルドか完了したらビルドディレクトリは
    ”–clean”同様に削除する (通常、”/usr/src/redhat/BUILD” 以下のディレクトリ)
–sign パッケージにGPG署名を埋め込む
–rebuild SRPMファイルから直接、RPMファイルを作成する

■通常オプション
-?, –help ヘルプ
–version コマンドバージョン
–quiet エラーメッセージのみ表示
-v 詳細情報を表示 -vv デバッグ情報を表示

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