お客さんのところでステップメールの話が出たので、記事をまとめてみました
ステップメールとは、送信対象者ごとに、それぞれのタイミングで自動送信されるシステムのことです
メールマーケティングといえば、デジタルマーケティングの手法の1つで、顧客とのコミュニケーションを通じて最終的に購買やコンバージョンを促す方法です
受け身だったり、購入意識の低い顧客にも適切なコンテンツを送り、関係構築や興味喚起を行えます
SNSなどの普及で、メールマーケティングは「もう古い」との声もありますが、メール利用者数自体は増加しており、マーケティングの重要なシェアであり続けていることも事実です
この記事では、ステップメールを使ったメールマーケティングの役割や重要性について説明します
自分のビジネスにとっての最高のメールマーケティングサービスができるかもしれないことを理解するとてもいい機会になればうれしいです
ステップメール導入の目的
ステップメールを導入検討する企業は、一般的に以下のような目的があります
- 顧客セグメンテーションの重視:
狙い撃ちする顧客に対して、担当者の嗜好や関心、行動、そして感触などの特徴から顧客を分割します、これを顧客セグメンテーションと呼びます
顧客セグメンテーションは、より効果的なマーケティングを行うためのプロセスです
それぞれのセグメントに対して、別々のステップメールを送ることができます
つまり、顧客グループごとにパーソナライズされたメッセージを送るのに適しているわけです - 自動化ニーズの高い企業:
マーケティングプロセスの自動化を求めている企業は、ステップメールを導入を検討します
ステップメールは、最初に設定さえすれば自動化できるので、効率的にメッセージを送信することが可能です
効率的にマーケティングするのであれば、ステップメール採用も一つの方法だと思います - 見込み客と育成と増加:
ステップメールは、定期的にコンテンツを提供することで顧客の関心を引き上げたり、維持することができますし、それは同時に販売促進につながります
営業活動だって、顧客との信頼関係が確立されているのであれば、定期的に商材の売り込みしやすくなります
大体上記のような目的・目標を持つ人は、ステップメールの導入によってマーケティング効果や顧客関係の向上を大きく期待するわけです
もうちょっと手ごろなケースで言えば、以下のような感じになります
2. 見込み客の発見し、可能性を広げる
3. 普通に営業活動としても利用できる
いずれにしろ顧客と関わる多くのプロセスがスムーズになりそうです
ステップメール製品の特徴
今回は、ステップメールのツールとして、ブラストメール(blastmail)、める配くん、ワイメールの3製品をピックアップします
ステップメールの以下の機能があるものが前提となりますが、要件によってはこの限りではありません
メール本文だったり、シナリオだったり、あらかじめ自身で必要なひな型を作ってしまえば、他製品への乗り換えの敷居も低くなります
まずは、利用していきながら、製品に合ったカスタマイズをしていくことが運用しやすいです
フォーム作成:
いわゆるオプトイン(opt in)フォームの作成です
メールの配信を「承諾する」という意味で使われていて、メールやサイトの本分に埋め込みを行って、そこにチェックしてもらうことでオプトインの承諾が行われます
新規ユーザ開拓の役に立ちますし、ステップメール最大の特徴のひとつでもあります
シナリオ作成:
シナリオとは、顧客の選択肢によって、購買・申し込みにつなげるまでのプロセスを指します
つまり、顧客のアクションによっては分岐を作るということです
登録を起点とし「ABC商品紹介 → Aに興味を持つ → お試しのA商品の案内→購買」だったり
「ABC商品紹介 → Cに興味を持つ → C商品のオプションを案内」などになります
HTMLメール:
通常、メールはテキスト形式と呼ばれ、文字に装飾が入らないものですが
対してHTMLメールは文字装飾はもちろんのこと、画像やグラフなどを挿入することができます
視覚的なアプローチ重視視にするのであれば、メールのHTML化は必要不可欠となります
一斉配信(予約):
一斉配信とは文字通り、複数の顧客や登録者にメッセージを同時配信できる機能です
当然のことながら、ステップメールに必要不可欠の機能です
対象の多さで費用面が変わってくる場合もあります
差し込み文字(差し込みタグ):
メールマーケティングにおいて、1人1人に適したメール配信を行う事は絶対に必要です
つまり、ユーザーごとにオリジナルの文面を作るために、変数を設定して、そこにお名前や会社名など自動で入力される仕組みです
宛先毎に個別の情報が差し込む事で、作業効率も良くなります
セキュリティ:
メールサーバーの信頼性もそうですが、宛先側のセキュリティポリシーによっては
送信側がセキュリティ的な設定を施行できないのであれば、メールを送っても受信を拒否されたりします
しかし、この3製品は問題なく順応できています
メール認証(spfレコード、dkim、dmarcなど)強化のため追加設定は可能ですし、SSLにてメール暗号化にも対応しています
おすすめ製品紹介
ここでは、おすすめのステップメール製品を紹介します
効果的な顧客エンゲージメント(信頼関係)を実現するものとなっています
関心を引き、興味を育み、行動へと導くパーソナライズされたメッセージで、顧客との関係を強化しましょう
![]() | |
特徴 | |
・ステップメールや一斉配信、ターゲティング配信など、多様なニーズに対応 ・シンプルなインターフェースで、初心者でも直感的に操作できる ・開封率やクリック率、配信エラーなどを詳細に分析できる | |
![]() | |
特徴 | |
・初心者でも簡単に利用できる直感的なインターフェースを提供 ・手軽な料金プランで、小規模事業者や個人事業主に最適な価格設定 ・基本機能に特化しているので、必要最低限の機能で効率的なメール配信が可能 | |
![]() | |
特徴 | |
・ステップメールをはじめ、メルマガ配信や予約配信を含む60以上の充実した機能 ・独自開発のIDMS機能により大容量配信も問題ない! ・契約継続率99%以上なので、顧客満足度が高い | |
メルマガとステップメールの違いは?
「メール配信システム」というくくりで調べるのなら、ステップメールとは別にメルマガという言葉も出てきます
ステップメールとメルマガ両者の違いはというと、送信対象者ごとに、それぞれのタイミングで自動送信されます
ステップメールはシナリオがある分、ユーザの選択アクションによってメール配信され
メルマガは配信者の好きな日時に一斉配信されるものです
また、目的の違いもあります
ステップメールは購買意欲の向上や販促の傾向が強いです
メルマガの場合は、見込み顧客に対して、定期的に自社製品やサービス情報を知らせることです
これは信頼関係の構築につながります
どちらも見込み顧客の育成をすることが最終的な目的となります
顧客と商売していく上での信頼関係のことをエンゲージメントと言います
この顧客エンゲージメントを向上させることを重要視している企業は、ステップメールを導入します
最後に ~メールを読ませるには?~
ほとんどの人は、受け取るメールの数に圧倒されているため、受信トレイの中で配信したメールを際立たせることが重要になってきます
誰かにステップメール配信のメーリングリストに登録してもらうだけでは不十分で、こちら側のメッセージを読みたくなるような関係や仕組みを築く必要もでてきます
そうでなければ、メーリングリストにたくさんの「無駄メール」・・・
つまり購読しているのにメールを開かない人ができてしまうわけです
メールマーケティングで最も重要なことは、価値を提供することであり、それをせずに顧客とエンゲージメント(信頼関係)の高い関係性を構築することはできません
つまり、何らかの形で購読者の目を引く方法を行います
簡単な方法を言えば「件名」で目を引く方法をとるのです
受信トレイでは、件名だけは必ず表示されていると思います
記号などで目を引く方法もありですが、それだと飽きられたりします
セールスコピーやコピーライティング方面なアプローチで興味を持ってもらう方法が一番効率が良いです
ユーザの「買ってみたい」「問い合わせたい」という気持ちを引き起こすことがポイントとなります
また、本文も同様です
詳細な内容を記載するより第一声は「不透明だからこそ興味をもつ」ぐらいな薄い情報でいいわけです
ステップメールはシナリオありきなので、特にセールスコピーやコピーライティングの実力は必要不可欠ですね
効果的な顧客エンゲージメントを実現するステップメール!関心を引き、興味を育み、行動へと導くパーソナライズされたメッセージで、顧客との関係を強化しませんか?
顧客開拓の一つのツールとして、ステップメールをガンガン利用していきましょう